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2012年04月17日

けいおん!から学ぶギター知識(その2:ギターの種類 Gibson編)

その1の続きです。
この一連の文章は、エレキギターについての知識がまったく無い、という状態から
ロザリー2012/03_1
和田晶のこの語りを理解できるまで、あたりを目標としています。
「けいおん!」を見ている(読んでいる)のが前提条件ではありますが。

今回はGibsonについて。Gibsonは元々アコースティックギターを作るメーカーで、Fenderよりも歴史があります。というか、Fenderと比べる云々以前に、アメリカでは数少ない100年以上の歴史がある企業です。創業は1902年。
有名なギターはレスポール、SG、フライングV、エクスプローラー、ファイヤーバードなど。また、「レスポールなんちゃら」「SGかんちゃら」といった派生モデルが死ぬ程多数あります。全てを網羅した情報はオフィシャルサイトにすらありません。
ここではけいおん!に関係があるギターに絞って3種類を紹介します。

レスポール Les Paul

前回書いたストラトキャスターと並び、世界一有名なエレキギターのもう一本が、このレスポールです。

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愛称はあまり無く、大体の場合そのままレスポールと呼ばれます。稀にLP、ポールなど。たまに「レスポ」と略す人がいますが、コスメティックなポーチとかバッグとか出してる、楽器と全く関係無いブランドが出てきてしまうので注意。

ピックアップは基本的に2個。ボディは特筆に値するほど分厚く、重いです。ネックの太さは年代によってバラバラ、長さはストラトキャスター(648mm)とムスタング(610mm)の中間(24 3/4インチ≒629mm)。音も見た目同様にデカくパワフルです。
Les Paulの名前は、レス・ポールさんとGibsonが協力して作成したギターだから。この辺り、Gibsonは脊髄反射で命名している感があります。この後紹介するギターも同様。

けいおん!では言うまでも無く唯のギター。実物を見たり、持ち上げたりすると、いよいよもって平沢姉妹の「かわいい♪」感覚が分からなくなります。「へぇ、結構渋いの使ってるんだ」全くですよクリスティーナさん。
大学編での晶のギターはレスポールの派生型なんですが……これを語り出すと文章が2〜3倍に膨れ上がってしまうので今回はパス。ちょっとずつ説明していくつもりです。

SG

レスポールの売上が振るわなかったGibsonはレスポールの生産を中止し、一斉モデルチェンジを行います。重たいギターに懲りたのか、モデルチェンジの結果生まれたSGは、レスポールの対極に位置するようなギターになります。

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アルファベット2文字のギターに略称などあるはずも無く。

ピックアップはレスポール同様に基本2個。ボディは特筆に値するほど薄く、軽いです。軽すぎてネック側との重量バランスが悪い場合もあります。やる事が極端だというのに。ザ・USA企業という感じは確かにしますが。
SGの名前はSolid Guitarの頭文字を取ったもの。ソリッド・ギターとは、薄い木の板を組み合わせて作ったアコースティック・ギターに対して、中身が詰まっている木の塊(ソリッド)にパーツを取り付けて作ったギター、という意味です。つまり、レスポールもテレキャスターもストラトキャスターもムスタングも、すべてソリッド・ギターです。
……そのイニシャルをそのままギターの名前にしてしまうあたり、Gibsonのネーミングセンスはやはり良く分かりません。

けいおん!での登場は少なく、部室掃除の際(アニメ版だと2期の2話「整頓!」)に倉庫から発見される「さわちゃんが学生時代に使っていた、お父さんの友達からもらったギター」くらいでしょうか。その売価はとんでもなく、けいおん!史上最高額の50万円をマークします。いわゆるヴィンテージというヤツです。
「このモデルは1960年代初めに生まれたギターでして、当初は材料や形が定まっておらず、様々な仕様のマイナーチェンジを繰り返しつつ、現在の形になったといわれています。お客様にお持ち頂いたこのギターは、フィンガーボードにハカランダという、今となっては貴重な木が使われていまして、これが高い値段の一つの要因になっております。残念な事に、このギターはテイルピースが交換されておりまして、フルオリジナルではない為、少し値段が落ちてしまいますが、ストップテイルピースの方が演奏性に優れており、こちらの方を好むお客様も多く、それほどのマイナスにはなりません。しかも、このギターは長いことしまわれていたそうで、あまり傷やフレットの減りがなく、年代物にしては大変コンディションが良いので、この金額で買い取らせていただきます」
↑この文章が一発で理解できる人はこのブログを読んでないと思いますが。

その「整頓!」の回をテクノデリックにけいおん!MAD化した動画がこちらになります。ああ、YMO最高。

フライングV Flying V

元祖・変形ギター。今となってはそれほどの目新しさはありませんが、1958年当時のギタリストは度肝を抜かれ、あまりの斬新さにまるで売れなかったという逸話があります。
翌年には生産中止、2年で100本も売れていないという有様。レスポールといいフライングVといい、現在の人気からはとても考えられません。

愛称はFVとかV。あまり省略されません。

ピックアップはやはり2個。特徴はなんといってもこの形状。これをカッコ良いと取るか、呆気にとられるかは人それぞれ。当然、他のギター用ケースとの互換性があるはずもなく、専用のケースが必要です。
Flying Vの名前の由来は「Vの字形だから」というこの上なくシンプルな物。

さわちゃん先生の(多分)2本目のギター。お父さんの友達からもらったSGについて「古いの押し付けずに新しいの買ってよ!って思った」そうなので、高校の時に新品で買った(買ってもらった)のでしょう。
1期12話「軽音!」でのライブの演奏シーンはもちろん、2期10話「先生!」の過去回想シーンでもちょっぴり出てきます。
最初に出てきたのは1期5話「顧問!」の回。「ワイルドな女になる」ために、アコースティックギターを折ってフライングVに持ち換える、という印象的なシーンがありますが、アコースティックギターを弾いているシーンは無かったような……いや、心象風景ですと言われれば納得しますが。 上記のヴィンテージSGを弾いているシーンも無かったような。「あんまり使ってなかった」という話ですが、本当に使ってなかったんですねえ。もったいない。

ちなみにフライングVと同時発売されたのが、やはり変形ギターであるエクスプローラー。

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一説によると2年間で22本しか売れなかったとか……すごい話です。

補足:レスポール/フライングV/エクスプローラーは、時代に合わなかったのか一度は生産中止の憂き目に会っていますが、その後じわじわと人気が広がり再生産され、今では3機種ともエレキギター界のスタンダード・モデルになっているのは言うまでもありません……が、一応念の為に補足しておきます

さて、次回はベース編にするか、一旦用語解説編にするか……その時の気分で。



posted by DrivenSander at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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